映画「クーリエ」鑑賞記録(少しネタバレあります)
映画「クーリエ 最高機密の運び屋」を先日鑑賞。
実話を元にした、スパイ映画です。
派手なアクション(肛門検身)
ショッキングなラブシーン(主人公の夫が、妻に激しく襲い掛かる!)
見どころは色々ありますが、
情報戦争の恐ろしさが垣間見える、恐ろしい映画でもあります。
実話を元にしただけあって、本当の諜報戦争を思い起こさせる映画でした。
民間人を騙して、スパイの使命を背負わせる、という意味では、
実際に数年前、北朝鮮が、金正男を、民間人に"ドッキリだ"と騙して毒ガスを持たせて殺害の実行犯にさせたように、
今作では、アメリカが、主人公を「安全だ」と騙してソビエトの機密情報を運ばせた。
軍人でない民間人を騙して、諜報戦の最前線に突き出すのがリアルだと感じました。
世界を恐怖に陥れる戦犯CI Aとアメリカ軍が、勝ち逃げしちゃうのは実際にあった部分です。
ケネディ大統領が何度も映画に出てきた。
鬼畜米英、一般のイギリス人を騙し打ちにし、ソビエト戦に使い捨てにする。
そんな印象の映画でした。